トレーリングストップ(Trailing Stop)とは、高値/安値に合わせてリアルタイムで逆指値注文を自動修正する自動売買です。売り注文の場合「高値−【 】円を逆指値とし、当日高値更新幅に合わせて逆指値を引き上げる」という注文になります。
リスク管理に役立つ発注方法として知られています。日本株取引(現物・信用)において大手ネット証券で初めてカブドットコム証券が対応しました。
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| 対象商品 | 株式現物取引、株式信用取引、先物・オプション取引 |
| 対象市場 | 国内各証券取引所 |
| 発注方法 | 逆指値は成行注文による発注 |
売り注文の場合「高値−【X】円を逆指値とし、当日高値更新幅に合わせて逆指値を引き上げる」という注文になります。買い注文の場合「安値+【X】円を逆指値とし、当日安値更新幅に合わせて逆指値を引き下げる」という注文になります。
売りの場合であれば、「下落するようなら逆指値で売却し、もし上昇するなら利益をより多く確保するために逆指値を切り上げ、株価の値上がりに追従する」ということが可能になります。
売りの場合であれば、「下落するようなら逆指値で売却し、もし上昇するなら利益をより多く確保するために逆指値を切り上げ、株価の値上がりに追従する」ということが可能になります。
◆売り注文の例
| ・ | 高値からのマイナス幅を指定します。 (例)高値−【30】円と指定。 |
| ・ | 発注時点では現在の高値から指定したマイナス幅以下になれば逆指値の成行売り注文が発注されます。 (例)現在高値594円から30円下がれば(564円)逆指値の成行売り注文が発注されます。 |
| ・ | 高値が更新されるとその分逆指値も切り上がります。 (例)高値が614円になれば逆指値は584円になります。 |
| ・ | 株価が下がっても逆指値はそのままです。 (例)株価が600円になっても逆指値は584円のままです。 |

※出合注文における繰越
当日に約定せず出合注文で翌営業日以降に繰越となる場合、初めに発注した時点での高値および逆指値が基準となります。翌営業日の始値がこの初めの高値よりも高い場合は、始値から指定したマイナス幅での逆指値となります。翌営業日の始値がこの初めの高値よりも低い場合は、初めの逆指値が適用されます。
前営業日中に初めの逆指値よりも高い逆指値になっていても、繰越となった場合は上記のようになります。
当日に約定せず出合注文で翌営業日以降に繰越となる場合、初めに発注した時点での高値および逆指値が基準となります。翌営業日の始値がこの初めの高値よりも高い場合は、始値から指定したマイナス幅での逆指値となります。翌営業日の始値がこの初めの高値よりも低い場合は、初めの逆指値が適用されます。
前営業日中に初めの逆指値よりも高い逆指値になっていても、繰越となった場合は上記のようになります。
・繰越の例:当初高値よりも高い始値の場合

繰越後、当初の高値594円よりも高い605円が始値となったので逆指値は575円になった。なお、前営業日の大引け段階では逆指値は584円だったが、当初の高値か当日の高値のより高い方が基準となるため、前営業日の高値614円を基準とした逆指値584円は繰越によってクリアされる。

繰越後、当初の高値594円よりも高い605円が始値となったので逆指値は575円になった。なお、前営業日の大引け段階では逆指値は584円だったが、当初の高値か当日の高値のより高い方が基準となるため、前営業日の高値614円を基準とした逆指値584円は繰越によってクリアされる。
・繰越の例:当初高値よりも安い始値の場合

繰越後、当初の高値594円よりも安い590円が始値となったので逆指値は当初の564円になった。なお、トレーリングストップでは出合注文で繰越となった場合を含め常に、当初の逆指値564円より逆指値の設定値が低くなることはない。

繰越後、当初の高値594円よりも安い590円が始値となったので逆指値は当初の564円になった。なお、トレーリングストップでは出合注文で繰越となった場合を含め常に、当初の逆指値564円より逆指値の設定値が低くなることはない。
<上記は売り注文の例です。買い注文の場合は逆になります。>
トレーリングストップは株価の変動に応じた機敏な取引を可能にする機能的な発注方法です。様々な発注ニーズに活用することが可能ですので、仕組みをよくご理解の上、ご自身の目的に合わせてご活用ください。
◆例1 買ってすぐにトレーリングストップ
買ってすぐにストップロスor利食いのトレーリングストップを設定し、強ければ持続、利食いチャンスは逃さず、といった狙いでの発注にも活用できます。
400円で買った銘柄に「高値−40円で売り」のトレーリングストップを発注。万一、下落しても360円で売り発注。上がりだした場合も上昇が続けばそのまま持続、上昇後に下落すれば「高値−40円」で売り発注、ということができます。
トレーリングストップの代表的な使い方で、「損切り・持続・利食い」という三要素を株価動向に合わせて自動的に行えます。
400円で買った銘柄に「高値−40円で売り」のトレーリングストップを発注。万一、下落しても360円で売り発注。上がりだした場合も上昇が続けばそのまま持続、上昇後に下落すれば「高値−40円」で売り発注、ということができます。
トレーリングストップの代表的な使い方で、「損切り・持続・利食い」という三要素を株価動向に合わせて自動的に行えます。
◆例2 大幅下落からのリバウンド買い狙い
株価が大きく下落したあと、リバウンドして上がり始めたところを買う場合にも活用できます。
現在値500円、安値500円。株価は下落基調でまだ下がりそうだが、下げきった後は反発すると予想し、安値+20円で買いのトレーリングストップを発注(逆指値520円)。その後、株価は440円まで下がり逆指値の買いは460円となり、リバウンドし461円で買い約定。
現在値500円、安値500円。株価は下落基調でまだ下がりそうだが、下げきった後は反発すると予想し、安値+20円で買いのトレーリングストップを発注(逆指値520円)。その後、株価は440円まで下がり逆指値の買いは460円となり、リバウンドし461円で買い約定。
◆例3 動意付けば買い
短期売買で少しでも動意付いたところ狙う場合にも活用できます。
寄付前に「安値+10円で買い」のトレーリングストップを発注。寄付前は前営業日の安値が基準となるため、前営業日安値700円、終値705円で逆指値は710円となる。寄付が前営業日安値よりも低い場合は逆指値は切り下がり、高い場合は710円で変わらずそのまま。寄付は690円となり逆指値は700円になった。その後すぐに反発し700円で買い約定。
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当社では、トレーリングストップや逆指値注文をはじめとする全発注方式におきまして、株式等のご注文の各証券取引所への取次ぎが、5分を超えて遅延しないことを保証する「SLA(サービス品質保証制度)」の対象となります。万一、5分を超えて遅延した場合は、原則、金額に関わらず原状回復を行います(遅延によりお客さまに不利な約定があった場合は、規定に基づき差額のお支払いまたは約定の取り消し等を行います)。
当社では、指値注文等の通常の発注方法よりも複雑な自動売買においても、約定結果や訂正/取消結果等応答時間の整合性を取引所時間を用いて自動精査によってチェックするシステムを有しております。当社では日々お客さまから受注したすべての注文(取消/訂正含む)を、この自動精査システムによりチェックしていますので、お客さまは安心してお取引いただけます。
万一、自動精査システムにより遅延が発覚した場合は、お客さまログインページにてご案内し、その後の処置をご確認ご承認いただける電子承認システムを採用しております。上記の自動精査システムとこの電子承認システムにより、複雑な自動売買も含めて大量のご注文を正確に精査し、その後の対応も多数のお客さまに迅速かつ公平に行うことが可能です。
当社では、多数の お客さまの大量のご注文を処理するネット証券におきましては、このようなSLA(サービス品質保証制度)および精査・承認システムが非常に重要であると考え、ネット証券で唯一実施しております。特に自動売買のような複雑な注文方法を受注する際には必須であると考えております。もちろん、トレーリングストップもSLA(品質保証制度)の対象です。
SLAでは、株式等のご注文の各証券取引所への取次ぎが、5分を超えて遅延しないことを保証します。万一、5分を超えて遅延した場合は、原則、金額に関わらず原状回復を行います(遅延によりお客さまに不利な約定があった場合は、規定に基づき差額のお支払いまたは約定の取り消し等を行います)。
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